
Sebastien BOUILLET の口紅チョコレート

画面で見たときは「ファンタジー」だったものが、自宅に届けられた瞬間、「商品」になってしまう。
小包の中には、個別にプラスチック包装された「商品」が並んでいる。
その包装を順々に空けているときの虚しさ。
これがamazonから届いた日用品だったら、こんな感慨はなかったのだろうけど。
バレンタインに送られてきたものだったから、すごく違和感を感じてしまった。
人に物を贈るって、こんな単純な行為だったっけ?
物を贈るだけでは「言葉」にならない。
大事な物には「言葉」を添えなくてはならない。
なので、今年のバレンタインは意識的にクッキーを作ってみました。
洒落たラッピングもしてみました。
この時期にお菓子を贈ること自体、消費社会に取り込まれていると感じつつも。
昨年末からのイベントを通じて、ただ消費を繰り返す行為って、虚しいなぁとしみじみ思った。
美味しいものを食べたり、見たりするのは大好きだけれど、それを心から楽しめない自分がいる。
目の前にあるものの価値は認めよう。
ただ、それを提供された自分が幸せかどうかは、また別の問題だ。